言葉との出会い(言語道断)

皆さん、おはようございます。

本日のブログでは、言葉との出会いをご紹介したいと思います。その言葉とは、「言語道断」です。「言語道断」とは、現在では言葉で表すことができないほど、悪いことの意味ではありますが、もともとは仏教用語で言葉で、言葉に表すことができない悟りの境地を表わした言葉だそうです。

私も、ある本で言語道断の意味は現在の意味でしたかとらえておりませんでしたが、もともとの意味を知ることで、また1つ気づきがあったように思います。

仏教用語には、現在使われている意味とは本来違う意味でのオリジナルの言葉がたくさんあり、個人的には現代の使われ方よりも、オリジナルの使われ方のほうが何かしっくりくるものもあります。

言語道断も、もともとの意味から考えると、言葉に表すことができない悟りの境地から、人同士が言葉を交わさなくてもわかりあえることが理想的だということにもつながります。言葉は相手に気持ちを伝える上でも大切な手段ではありますが、時として相手に誤解を与えたり、争いのもとにもなってしまいます。

だからこそ、言葉で語らなくても理解しあえる関係を構築しておくことが大切なのかもしれません。

いつも言葉で語ろうとしますが、これからは言葉で語らなくても相手の事を理解し、理解してもらえる関係を作ってゆけるようにできたらと思います。そのためには心で語り合う。そんなことが必要なのかもしれません。