本との出会い(通帳は4つに分けなさい)

皆さん、おはようござます。

本日は本との出会いをご紹介させて頂こうと思います。本のタイトルは、「通帳は4つに分けなさい」 (亀田潤一郎著 経済界 1300円+税)です。この本は、先日自分の親と会った時に母親からもらった一冊です。母親が、著者の亀田さんのお母さんと友達ということもあり、この本を渡されました。実は亀田さんの書籍は、以前にこのブログでも取り上げさせて頂いたこともあり、個人的には好きな著者の一人です。亀田さん自身は、ご存知の方も多いと思いますが、「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」の著者としても有名な方です。

今回の本は、長財布の本を出す前のデビュー作品となっております。ただあらためて面白い視点というか、なるほど思わず試してみたくなるような内容が書かれています。

今回の話は、中小企業の経営者で、資金繰りが上手にできている経営者ほどお金の管理方法がしっかりとできている、つまりお金の流れを的確に把握しているということです。そこで著者が提案しているのが、口座を目的別に4つに分けることです。1つ目は売上など収入を管理する口座。次に運転資金。人件費や様々な経費の支払いを行う口座です。3つ目が納税専用の口座です。最後が将来の投資に向けた口座です。当然、一番はじめに売上口座に入金され、そこから運転資金、納税・将来の投資の3つの振り分けられていきます。売上から運転資金、残った金額を納税と将来の投資にところで半分ずつ管理する形になるというものです。

弊社も口座が現状で2つあるものの、メインの口座を1つにして今まで管理してきました。ただこの本にあるような形で管理を行うと、毎月のお金の流れも正確に把握できるし、将来に向けたアクションにもつながっていくことを痛感しました。当然目的によって適合した銀行も違うと思います。ネットバンクや地元の地方銀行なども有効に使いながら、弊社のほうでも来月までに4つの通帳体制に移行してみようと思います。

皆さんのほうでも、お金の流れを正確に把握したい。資金繰りにいつも奔走されてしまうという方にはおススメの一冊に思います。ご興味がございましたら、ぜひアマゾンなどで購入して読んでみてはいかがでしょうか?