はじめての経験との出会い

皆さん、おはようございます。

本日のブログでは、先週末に岡山でとある大手企業で実施させて頂いた研修を通じて、自分なりにはじめて経験したこととの出会いをご紹介させて頂こうと思います。

今回の研修との出会いは、今年の6月に古くからお付き合いの友人からの一本の電話が突然かかってきて、そこで友人のオフィスを訪問したところ、今回の案件で講師の依頼がきました。正直、これまでの大学で講義したことはありましたが、企業の研修での講師は初めて、これまで自分のポリシーとしてプロデュース業に徹するため、そうした依頼は全て断ってきた経緯がございます。ただ今年5月に子供が生まれ、そろそろ自社単独でセミナーや研修事業にも取り組まなくてならないと思っていた時期でもあるので、二つ返事で引き受けさせて頂くことになりました。

テーマは『 行動力 』です。なぜ私が講師に選ばれたか。一言でいえば、これまでの半生が全て自らの意志に基づき、自分の行動力を起点に切り拓いてきたからです。相手のニーズとして、これまで思考型の研修が多いため、そろそろ行動を具体的に起こして頂くためのプログラムを作りたいという話で、私のことが頭に浮かび、白羽の矢が立ったようです。

それで7月に提案いくということで何度も打ち合わせを重ね、講義やワークショップの内容もイメージがまとめってきて、先方と打ち合わせしたところ、テーマや方向性についてOKを頂きました。その後も、打ち合わせをもう一度行い、当日の流れやどういう形で、社員の皆様に行動を起こしてもらう事ができるのか、毎回2時間近くなる打ち合わせを重ねてきました。

結果としては当日のぎりぎりまで順番を含めて微調整を行いました。デビュー戦で正直、70名近い方々に、しかも世代も30代から上は50代。各現場で管理職を務めているような方々を前に講義をしたり、ワークショップをするのはかなりハードルが高く、緊張はしたものの、今回はもう一人の方が前半、後半は私という形で行うことができたので安心して行うことが出来ました。

私としてはまだまだ全然だめだという気持ちです。ただいつも講師を企画するだけで、講師として立つことの大変さを体感することができたこと。自社講師ということに挑戦することができたこと自体は本当に貴重な経験をすることができました。こうした経験をできたことは本当に感謝です。

この機会を頂いた友人とも前日に色々と話ができてよかったです。その友人とも一度疎遠になった時期もあったのですが、時々、友人のオフィスの近くに行った時によって、色々と近況を共有していたこともあり、友人も今回声を掛けようと思ったみたいです。

やはり人とのご縁でしかないとあらためて思いました。一期一会。あらためて人とのご縁の不思議と、その意味をかみしめる良い機会になりました。袖触れ合うも他生の縁。日本の人口を考えれば、その時、その瞬間に一緒に過ごしていることも、またその中で出会いをしたことも大いに有難きことなのだと思います。