本セミナーでは、このアート研修の本質的な意義を体感して頂くための体験セミナーとなっております。
アート研修では、 作品をつくる” ということを前提として研修を進めていきます。
研修では、自分の内面性にメスを入れ、新たな自分を発見するというような、とても斬新で、ユニークな研修です。
誰しも心の中に「宝の箱」を持っています。 宝の箱の中は無限の知恵と限りない愛がつまった宝庫です。 しかし、多くの人はこの「宝の箱」のことを知らずにうかうか暮らしています。
そこで今回は『意識の箱』、『潜在意識の箱』、『超意識の箱』の3つの箱を作成して頂きながら、自分の心にある目標やビジョンをより具現化させ、目標達成に向けてモチベーションアップを図ったり、会社や部署などのチーム内におけるビジョンなどの共有などを図っていきます。
意識を具現化していくために、粘土や様々な素材を活用しながら、箱を完成し、そこに限られた文字数でタイトルやキャッチコピーをつけることで右脳だけでなく、左脳も活用していくことにつなげていきます。今回、「意識」「潜在意識」「超意識」の3つの箱を作り、自分の奥底にあるイメージを具現化し、目標達成に向けた行動を確実なものにしていく狙いがあり、ぜひその辺も体験セミナーにて体感してほしいと思います。
3つの意識の箱は以下の通りです。
①意識の箱
心の声を見張る。せんざいいきに染み込ませるために、意識の箱に目標が成就したイメージを具体的に、より鮮明に書きこむ。
②潜在意識の箱
潜在意識は言葉だけでなくイメージとして捉えるので、①で書いた言葉をイメージとして粘土で形にする。その際、あまり考えすぎずにとくかく手を動かす。私たちは「何を作るのかを考えてから手を動かすこと」に慣れすぎているので、手を先行させて手で考えるのがポイント。潜在意識はすべてイメージの形で保存され、イメージの形で思い出される。アメリカの脳神経科学の第一人者のアントニオ・ダマシオ博士は、「イメージのない思考は不可能だ」と言っている。
粘土を使用して、イメージを形で表現する上で、脳に最大のインパクトを与える。
③超意識の箱
潜在意識の箱での取り組みの中で、手を先行させていくことにより、自分の軸の部分で良い部分と悪い部分も出てくる。それらを補うために、潜在意識を再プログラミングする必要がある。
つまり自己暗示(アファメーション)をかける。
1.一人称形で、すでに目標を達成したかのような言葉を自分自身にかける。
2.目標を達成した姿をありありと思い描く。
3.目標を達成した時の最高の気分を実感する。
1つ付け加える点は、ヘザー・カッペスとガブリエル。エッティンゲンという二人の研究によると、目標の達成をイメージするだけでは、達成しようという意気込みがなえてしまう人もいる。もう目標を達成したものという脳の思い込みによって、気が緩んでしまうからだ。この超意識では、「目標達成に起こりうる障害、挫折などもイメージすることも重要」なことであるので、形の中に盛り込む。
脳は、同じ考え方に6回接すると、新しい考え方を受け入れるようになり、やがて心の奥までその考え方が浸透していく。
開催日:2022年1月18日(火)14:00~17:00
講師: 小林晃一 学びっ人村主宰(npo法人アート体験協会代表 彫刻家)
会場:3331 Arts Chiyoda
地図:https://www.3331.jp/access/
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
定員:15名
参加費:無料(研修視察の方のみ)
*同業他社の方は参加できません。
■講師プロフィール
小林晃一 学びっ人村主宰(npo法人アート体験協会代表 彫刻家 1957年生まれ 東京藝術大学大学院彫刻科修了) 1988年から2003年頃まで、宮城県を中心に彫刻家として全国の公共空間に石のモニュメントを多数制作。個展も多数開催。 2003年からアトリエを実家のある埼玉県幸手市に移し、公立中学校の美術教諭を9年間務めたのをきっかけに、美術教育の大切さを実感して、子どもたち向けのワークショップを開催し始める。五教科だけを大切にする教育方針に疑念を持ち、想像性の乏しい子どもたちに対して体験を重視したカリキュラムで学習できる学びっ人塾を開設する。