本との出会い(心配学 「本当の確率」となぜずれる?」)

皆さん、おはようござます。

本日は本との出会いをご紹介させて頂こうと思います。本のタイトルは、「心配学「本当の確率となぜずれる?」」 (島崎敢著 光文社新書 760円+税)です。もともとこの本はクライアント様からおススメの一冊として教えてもらった本です。すぐにアマゾンで購入して読ませていただきました。

著者は、静岡県立大学を卒業後、大型トラック、トレーラー、タクシーの運転手として生計を立て、その後、早稲田大学の大学院に進学、助教を経て、現在国立研究開発法人・防災科学技術研究所の特別研究員として活動するという異色の経歴を持つ研究者です。

本の内容は、人につきものの「心配」という感情を科学的な視点で解き明かしているところがとても面白いです。特に印象に残った言葉は、人はゴキブリによって死ぬことはないのに、なぜゴキブリに恐れをなすのか?という言葉です。

本来はリスクが高いものを人は意識せず、むしろ、発生頻度も確率も低いが、とてもインパクトのあるものに恐れをなしてしまう傾向にあるということである。多くの人は、テロリストや飛行機の事故のニュースを見て何か自分の降りかかるもののようについとらえてしまいがちですが、実際には日常生活の中で日本人はがんや交通事故で亡くなる人の数のほうが圧倒的に多い。本来であれば、その事実を認識して対処すべきが、ホラー映画のように実際のわからないものに対して本能的に恐れを抱いてしまうのだと思います。

それは事故などだけでなく、仕事においても同じかもしれない。何か先の見えないものや経験のないもの感覚がわからないこともあって不安になったり、心配をする。だからこそ、様々なリスク対策や準備をするのだと思いますが、それが過度にはたらきすぎてもいけないのだと思います。

そういう意味で、本当に心配すべきなのかどうか。取り越し苦労を減らし、本来意識をむけるべきことにむける。それが仕事においても、生きて行く上でも大切なのかもしれないと思います。もし心配性の傾向がある人はぜひ一読ください。心配すべきは何か。その先に見えてくるかもしれないと思います。

心配学