言葉との出会い(初心忘るべからず)

皆さん、おはようございます。

本日のブログでは、とある雑誌を見た時にある経営者がエッセイの中で「初心忘るべからず」という言葉の本当の意味を紹介しておりました。その事を少しご紹介したいと思います。この言葉自体は、聞いたことがあるし、意味をご存じの方もたくさんおられると思います。現在の意味では、物事をはじめた頃の志を忘れずに一生懸命に取り組むことを意味しておりますが、本来の意味とは異なるようです。

もともとはこの言葉自体は、能の世阿弥の唱えた言葉だそうです。本来は、初心とは芸の未熟さを指し、芸が未熟だった時を乗り越えた苦労や努力を忘れたはいけないという意味だったそうです。

人間も、会社も大きく成長してくるとつい慢心して努力を怠ってしまいがちです。、どんなに成長したり、年齢を重ねていても、そこに安住することなく、未熟さを痛感して努力することこそが、成長し続けるためのポイントであることを伝えたかったのだと思います。先日囲碁で7大タイトルを獲得された井山棋士も、あれだけ強さをほこってもいまだ未熟だと思えるその心こそがあれだけの偉業を成し遂げさせたのではないかと思います。

ではどうしたら初心を忘れずにいられるのか。

それには常に自分の立ち位置を確認し、目指すべき高みを意識しながら自分を振り返る時間と心の余裕を持つことだと思います。皆さんにとっての高みはどこにありますか?もしかしたら生きているうちに到達できないかもしれないその高みこそが、成長への原動力になるように思います。