言葉との出会い(ただ、時に用いるをもて、花と知るべし)

皆さん、おはようございます。

今日は能の大家でもある世阿弥の言葉、「ただ、時に用いるをもて、花と知るべし」についてご紹介したいと思います。先日ある経営者向けの雑誌の中で、この言葉を紹介しておりました。この言葉の意味は、その時に有用なものこそ、花だという意味で、人によって好む花はかわり、何を持って花というのは決められないという意味だそうです。

ビジネスなどをしていると、つい過去の成功体験にとらわれてしまい、なかなかその成功体験から抜け切れなくなってしまうことがあります。以前に、セブンイレブンの元会長の鈴木敏文様の講演を聞いた際に、さかんに言っていたのが過去の成功体験をいかに否定していくのかということでした。あまりにもうまくいきすぎるとそこに過剰に適応すしぎてしまい、気づいていたら周りの環境とかけ離れたことをしていることを企業や人においても見かけることがあります。

ただなかなかそのことを自覚し、常に自分を客観的に見つめる事をするのは難しく、そういう意味では周りに自分に厳しくも意見をしてくれる仲間や先輩、そして何よりもビジネスをする上ではクライアントを持つことが大切なように思います。

そうした周りからの厳しい意見の中に先を見据えてのチャンスがあり、その時にあったサービス・商品を提供していくことができるのだと思います。良い意味でも、自分の目を、耳を常に養うこと。そうすることで、お客様のニーズを敏感に察知し、その時々にあった花、つまり相手が求めているものをタイムリーに提供することができるのだと思います。