続 時計を通じた出会い

皆さん、おはようございます。

本日のブログでは、先日ブログでご紹介した、すがのたかねさんと時計を通じた出会いの続きです。実は先日家族で、直接お会いに山梨県の小淵沢に行ってきました。もちろん今回はこどものために時計を制作して頂いたお礼を直接言いに行くためです。小淵沢とは、ご縁があるみたいで、前々職の時も小淵沢には足を運んでことがあり、10年ぶりの再訪となりました。

新しい家族も増えての初旅行。3時間半のドライブをおえ、ついにアトリエに到着。アトリエは、避暑地としても人気の高く、山梨県と長野県の境に位置する場所。周りは八ヶ岳に囲まれ、この雄大な自然を毎日見ていると、何か心が落ち着くような気がします。

アトリエはちょっとした小道を入り、その奥まった場所にありました。建物を新しく、綺麗な建物。大きい家とそこの周りにアトリエとサイズが一回り小さな家がありました。アトリエは家のすぐに隣にあり、この場所でいつも作品を作られていると思うと何かワクワクしてきました。

また車を降りて、すぐに子供たちと一人のかっこいいおじいさんと対面。すがのさんの息子さんと実父でした。奥さんと二人でここの場所が気に入り、ここに移り住んできたそうです。アトリエ兼ショップとして仕事を営まれているそうです。すがのさんは、美術大学をご卒業後に、ディスプレイを作る会社に就職。3年ほど勤めた後、作家さんのところに修行に出て、その後1独立をされたそうです。それ以来、今のような作品をつくりはじたそうです。

すがのさんの作品の特徴はなんといっても、木のやさしいぬくもりだと思います。それと作品を壁につけずに少し浮かすことで壁を作っています。そのヒントは八ヶ岳にありました。

私たちも八ヶ岳を見た時に、山々に影ができ、そこがなんとも言えず、あたかも何かの絵で描いた作品をみたような幻想的な感じになります。そうした風景を毎日見ながら作品を作られてる中で、作品も少し浮かせてつくることで、あえて影を作り、自然の雰囲気をかもしだす。大好きな八ヶ岳を作品にも投影しているそうです。

奥さんもとても素敵な方で、ご家族自身が何かこの自然の中でのんびりと、そして仲良く過ごしている。その根底にある幸せな気持ちが作品にすべて活かされているように思います。だからこそ、すがのさんの作品には何か幸せな気持ちにしてくれるものがあるのだと思います。

そしてついに娘のために制作して頂いた時計と対面。やはり写真で見るよりも素晴らしい作品に家族一同大喜びをしましました。

すがのさん自身ともお話をして感じたことはとてもやさしい人柄が雰囲気や言葉から出ていました。決して口数は多くないけど、そのやさしさは丁寧な作品作りにもあらわれているように思います。木は使えば使うほどに色がかわり味がでるそうです。だからこそ、できるだけ長く使ってほしい。使えるような素材を選定し、シンプルに作られている。長く使いながら、それ自体を親から子へ、子から孫に引き継いでほしい。そんな願いを込めながら1つ1つの作品を作られているそうです。

私たち以外にも、多くの方から時計をはじめ、椅子や机などのオーダーメイドでの注文がはいるそうです。その一人ひとりの思いを聞いた上で作品を作るため、その人らしい作品に仕上がっているように思います。

個人的には木でできたオセロがとてもほしいと思いました。子供用のいすもすばらしく、もう少し子供が大きくなったら買ってあげたいとも思いました。

すがのさんとも、時計が通じてできた偶然の出会いですが、こうして実際にお会いしたのも何かのご縁だと思っています。

このご縁を大切に、この時計で子供とも時間を大切に1秒1秒を刻んでいきたいと思います。また時折、家族で旅行をかねてすがのさんの作品を観に行きたいと思います。もしすがのさんの作品にご興味をお持ちの方はご紹介をさせて頂きますので、お気軽にご連絡を頂ければと思います。その作品の素晴らしさに思わず、声をあげてしまうと思います。大切な人への贈り物、記念には最適かと思います。