日本の伝統色との出会い

皆さん、おはようございます。

昨日銀座で知り合いのデザイナーの篠塚正典さんがデザイン展を開催するということでお伺いしました。篠塚さんは、長野五輪のロゴマークをデザインしたり、JASDAQやdynabookなど、企業や商品のロゴマークのデザインを手掛けながら商品や企業のブランドを構築していくプロです。また日本で1・2番目に大きいデザインの専門学校の副校長もされております。

2年ほど前にもデザイン展をされたのですが、今回は「日本の伝統色を阿字わう」というテーマでしたので、とても楽しみにしてお伺いしました。「阿字」というのは梵語字母の第一で、密教ではこの字の特別な意義を認め、宇宙万有を含むと説くそうです。難しい。

そこで日本人の持つ「わび・さび」を伝える日本の伝統色を伝統工芸の「うるし」と天然石「玄昌石」との融合の中に表したそうです。日本の色の中に宇宙万有をあじわってほしいという意味で、このタイトルをつけられたそうです。

デザインを見て思ったことは、日本の伝統色の多さです。実は日本の伝統色だけでも300色もあるそうです。それぞれ鳥の名前や果物や木の名前、小林一茶のような歴史的な人物にちなんだものだと、本当に色々な伝統色があることを知りました。同じ白色でも、たくさんのタイプがある。この微妙な色合いは、海外にはなく、また伝統色の色の名前について英語表記できるものもあれば、できないものもあるほど、その色合いを表現するのが難しいようです。日本の伝統色にまつわるノウハウは、あるインキメーカーがもっており、さらにその色にまつわる説明というか、エピソードは全て著作権をとっているそうです。

個人的には「鉄紺」という鉄色と紺色の中間の暗い緑の青がすきです。緑みをおぼた青ともいうそうです。活色や勝色とも
言われていたそうです。

もし日本の伝統色のご興味がございましたら、17日土曜日で下記の場所にてデザイン展を行っておりますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。平日は11:00~19:00(最終日土曜日は17:00)まで開催しているそうです。

日本の伝統色の美しさにきっと魅了されると思います。その際にはみなさんの選んで好きな色を教えてください。もちろんエピソード付で。

デザイン展の場所:中央区銀座5-5-9 阿部ビル4F AC GALLERY 地下鉄銀座駅B3/B5番出口より徒歩1分です。

IMG_20151013_170930.jpg